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Otaku Kansou blog

リアコはつらいよ

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 안녕!ぱだです。

 Netflixで配信中の二十五、二十一、第1話配信直後から最後まで夢中になって見届けられたドラマでした。

 

 

 このブログを書いている今現在、放送終了後1週間経過していますが、未だにロスから立ち直れずイメソンを探す毎日です。心の慰め方は2次元が推しの頃から変わってない。ああ、毎週睡眠時間削りながら色々なコンテンツ追って考察してただけあって、アッシュ・リンクスの時よりも今のところ非常にロスがつらい…。

 

 私はアイドルにも何に対しても「ちょっとリアコの気持ちにはなれないな」と思ってきたのですが、なれないことはなかった。

 二十五、二十一……あまりにも恋。この世界に巻き込まれたら没入感がすごい。

 

 

 よし、作品紹介するぞ〜〜!!!と思ったら語彙力も時代背景の知識も足りていないので、インターネットの海から良記事を紹介します。

 

 

 

ブコメ×スポ根×群像劇
 

 1998年の7月、高校生のナ・ヒド(キム・テリ)は食パンをくわえて学校に向かう。スカートの下にいつもジャージを履いている彼女は、幼いころから将来を属望されるフェンシング選手だ。しかし、前年から生じた通貨危機によって韓国社会は大混乱に陥っていた。彼女が通う学校のフェンシング部も予算の関係で廃止される。

 

 そこでヒドは有力高校へ転校する。そこには、オリンピックで最年少金メダリストになったコ・ユリム(キム・ジヨン=宇宙少女・ボナ)がいた。ヒドは憧れの存在の彼女とともにフェンシングを続ける。しかし、ユリムはヒドに対して優しくない。

 

 ヒドの趣味はマンガを読むことだった。いちばんのお気に入りはウォン・スヨンの『フルハウス』という作品だ(2004年にRain主演でドラマ化)。彼女はこの作品をきっかけに、貸本屋のアルバイトと新聞配達をかけもちしている青年ペク・イジン(ナム・ジュヒョク)との仲を深めていく。

 

 そんなイジンは、もともとは裕福な家庭の御曹司だった。大学入学を機にフォードの赤いマスタングをプレゼントされるほどに。しかし、金融危機によって一家は没落。大学も中退し、両親とも離れ離れとなり複数のアルバイトをかけもちする日々を送っている。

 

 こうした前半は、ラブコメの少女マンガをそのまま映像化したような展開と、フェンシングにかけるスポ根の要素がミックスされたベタな展開が続く。

 

 しかし、このドラマの真骨頂はこれ以降だ。中心の3人と、ユリムの彼氏ムン・ジウン(チェ・ヒョヌク)、そしてヒドとユリムの同級生でチ・スンワン(イ・ジュミョン)の群像劇として、物語は進んでいく。

 

引用元

https://news.yahoo.co.jp/byline/soichiromatsutani/20220407-00290106

 

 おれの言いたいことが詰まっている…!!

 一応未視聴の方への配慮としての引用をさせていただきました。Netflix公式から引っ張ろうと思ったら元記事があまりにも良すぎる。この記事の後半部分は、なるべく元ストーリーを見た上で読み進めて欲しいなと思います。

 

 

 

 

ぱだはペク・イジンにリアコの夢をみるか?

 

 完走した直後はナム・ジュヒョク演じるペク・イジンのリアコになっていたため、大失恋したんだと思っていました。

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 確かに今までの彼の作品の中で1番輝いて見えました。素人目ですが、歳を重ねるにつれて演技力も抜群に成長している…。ちょっとポエマーで、ナ・ヒドと愉快な仲間たちから見たらものすごく大人に見えるけど、社会に出たらバリバリ新人のペク・イジンかわいい。あと、フォロワーさんともお話していたのですが今年の百想芸術大賞(小説界で言うと直木賞より芥川賞みたいな感じ?)あげたい…彼にあげれるもの全部あげたい…

 

 ですが、私の中でそれはリアコとはちょっと違うみたいです。いつしか「彼のような人間になりたい」と思っていた…

 



 

 

 

は?

 

と思われる方も多いでしょう。私もです。

本当に彼は可哀想な人なんです!(それは不時着)

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この不憫さがすごい!2022 

 

 可哀想って言うのは、ちょっとキャラクターに失礼な気もするのであまり使わない言葉ですが、ペク・イジンはこの作品一、時代に翻弄される人間だと思っています。

 

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 正直不憫極まりないのですが、ペク・イジンは絶望の縁に沈んでも、最後には自分の力でもちゃんと戻ってこられる人間でした。トラウマティックな出来事に遭遇したとしても、自分の信念を曲げず、ちゃんと元に戻ろうとできる。例え、元の形に戻れなかったとしても。

 現代のストレス理論では、このようなストレスに対して立ち直る力のことを「ストレングス」と呼んでいるようですが…これらの苦しくも美しい青春の日々を、後になってから「不幸」と呼んでいいのか、私には分かりません。

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 だからこそ、私はこの作品を完走後もなお、苦しみ続けているのだと思います。

 結局はペク・イジンのリアコなのか?と、自分自身に問い続けているのですが、それは違うと断言できます。

 この作品におけるキャラクターの気持ちの揺れ動きを表現する演出、丁寧に積み上げられた脚本の台詞や時代を生きる人々のすべてに恋をしました。またこれについては、別記事でまとめたいと思います。

 誤算だったと言えば、私を含め韓国ドラマを愛する人々は、韓国ドラマのお決まり演出や、歴代人気ドラマに使用されていた文法を信じすぎていたことかなと思います。それもありきで、韓国ドラマを普段観ない人々にも是非観てほしいなと思えるドラマでした。

 

 

 

가슴 시리도록 행복한 꿈을 꾸었지

 

 視聴者の声の中には「二十五、二十一のタイトルなのにその時代が短すぎる!!」と、インターネット上では散見されました。(非常にわかります)

 これについては、第2話で使用されたOST、「자우림/스물다섯,스물하나」(二十五、二十一)を歌詞の和訳を見ながらよく聴いていただければ。最終話で流れず、第15話で再び流れたのが答えだったんだなと思います。

 

 

 噴水も虹も花火も、本当に綺麗だったね。何をみていても、幸せだった。

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 ドラマが終わった今、季節は春になりました。

 最終回の後にはグラミー賞の授賞式もあったので、最終回翌日まで三連休まで取って作品を堪能したのですが、次の日出勤途中、泣きそうになってしまいました…。

 

 

 どうかこの作品を観てくれる方が、もっと増えますように…私は二十五、二十一の思い出を胸に刻んで生きて行きます…안녕 ㅠㅠㅠㅠㅠ